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フルオロキノロンで網膜剥離増(2012/4/18 訂正)

2012年4月6日  Journal of the American Medical Association

眼科受診者約99万人のコホートから網膜剥離患者4384人を対象に、経口フルオロキノロン系薬と網膜剥離発症の関連をコホート内症例対照研究で調査。網膜剥離患者群の方が、対照群と比べて、フルオロキノロン系薬現行使用者の割合が高かった(3.3%対0.6%;調整後オッズ比4.50)。最近使用群と過去使用群では網膜剥離との関連は見られなかった。 【訂正】2012年4月18日に、以下の点を訂正しました。 ・本文中、「フルオロキノロン系薬現行使用群は対照群に比べ網膜剥離発症率が高かった」と記載していましたが、薬剤の現行使用の有無で発症率を比較したものではなく、網膜剥離の有無で現行薬剤使用の割合を比較したものでした。正しくは、「網膜剥離患者4384人の中でフルオロキノロン系薬の使用者は3.3%に対して、対照群の中で使用者は0.6%。網膜剥離患者群の方が、対照群と比べて、フルオロキノロン系薬現行使用者の割合が高かった(3.3%対0.6%;調整後オッズ比4.50)。よって、フルオロキノロンの現行使用が網膜剥離のリスクと関連していた」という趣旨となります。お詫びして訂正いたします。...