ラクナ梗塞へのクロピドグレル併用、脳卒中抑制効果認められず（2012/9/14 訂正）

症候性ラクナ梗塞患者3020人を対象に、アスピリン＋クロピドグレル併用の治療効果を無作為化二重盲検試験で検討（SPS3試験）。平均3.4年の追跡の結果、脳卒中の年間発生率はクロピドグレル併用群2.5％、アスピリン単独群2.7％（ハザード比0.92）で併用群に有意な減少は見られなかった。出血、死亡リスクは有意に上昇した。【訂正】2012年9月14日に以下の点を訂正しました。・タイトルに、「ラクナ梗塞、クロピドグレル無効」とありましたが、「ラクナ梗塞へのクロピドグレル併用、脳卒中抑制効果認められず」に変更しました。...