胎児タンパク、肝癌の標的か
2013年6月18日
New England Journal of Medicine
原発性肝細胞癌患者からの試料を基に、癌胎児性タンパク質SALL4の役割と分子標的治療の可能性を評価。胎児の肝臓で発現し、成人の肝臓では発現が抑制されているSALL4 は、予後不良肝細胞癌で再発現していることが確認された。健常成人の肝臓では発現が見られないため、SALL4 は肝細胞癌の治療標的となる可能性が高いと示唆された。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。