PM2.5基準以下でも冠動脈リスク

大気汚染の影響を調べる欧州コホート研究（ESCAPE）に参加の約10万人を対象に、大気汚染物質への長期暴露と急性冠動脈イベントの関連をメタ解析で検討。平均11.5年の追跡の結果、PM2.5の年間平均濃度5μg/m3上昇が冠動脈イベントリスク13％増加と関連した。現在のPM2.5基準値以下の暴露でもリスク増加が見られた。...