エボラ二次感染、早期対応で回復
2015年5月20日
Annals of Internal Medicine
米国初のエボラウイルス(EBOV)輸入感染者と治療中に感染した看護師2人を対象に、臨床的特徴と予後を後ろ向き症例集積研究で検証。発端患者はEBOV RNA値が高く、集中治療を要する呼吸不全と腎不全を発症し、死亡した。二次感染者では特異的兆候/症状が見られず、病状とEBOV RNA値ともに中等度で、複数の治験薬による治療で回復した。著者は、早期診断・迅速対応、および中等度の臨床症状が両者の生存に寄与したと解析している。...
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