心不全へのICD高齢患者で有益性認めず
2015年7月24日
British Medical Journal
心不全または併存疾患で入院中の高齢患者2万3111人を対象に、一次予防としての植え込み型除細動器(ICD)移植の効果をコホートで検討。ICD移植群の調整前死亡リスクは非移植群より低かったが、高次元傾向スコアで調整すると移植後180日の心臓突然死ハザード比は0.95(95%信頼区間0.78~1.17)、全死亡ハザード比は0.91(0.82~1.00)と有意でなく、ICD植え込みの有益性は認められなかった。...
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