穿孔性憩室炎の洗浄、転帰不良で試験中止

化膿性腹膜炎を合併した穿孔性憩室炎患者90人を対象に、腹腔鏡下洗浄の長期転帰をS状結腸切除術との比較により無作為化試験で評価（Ladies試験）。施行後12カ月以内に、重篤な疾患および死亡が洗浄群67％、S状結腸切除術群60％で発生した（オッズ比1.28）。洗浄群におけるイベント発生率増加のため、試験は中止された。...