COX2阻害薬、長期高用量で大腸癌減
2015年9月3日 Annals of Internal Medicine
大腸癌患者1万280人と対照者10万2800人を対象に、低用量アスピリン/非ステロイド系抗炎症薬（NSAID）と大腸癌リスクの関連を症例対照研究で検証。低用量アスピリンの継続的な長期使用群の大腸癌発症の調整後オッズ比は0.73（95% CI, 0.54 - 0.99）、高いシクロオキシゲナーゼ2（Cyclooxygenase2; COX2）選択性を有するNSAIDの長期的高用量使用群では0.57（95% CI, 0.44 - 0.74）だった。...