吻合部漏出者の腸内細菌、ラクノスピラが多い

大腸手術施行患者16人から採取したマイクロバイオームを対象に、再介入を要する吻合部漏出（AL）発症者と非発症者の腸内細菌叢をパイロット試験で比較。AL群では非AL群に比べ、ラクノスピラ科の細菌数が統計的に多く、微生物多様性は低かった（P＝0.001、0.037）。体格指数（BMI）もラクノスピラ科細菌数と正の相関を示した。...