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転移膵癌、新薬併用のP3で生存延長

2015年12月3日  Lancet

ゲムシタビン治療歴のある転移性膵管腺癌患者417例を対象に、ナノリポソーム型イリノテカンの効果を無作為化非盲検第3相試験で検証(NAPOLI-1試験)。全生存期間中央値はナノリポソーム型イリノテカン+フルオロウラシル+フォリン酸併用群6.1カ月(95%CI, 4.8 - 8.9)、フルオロウラシル+フォリン酸群4.2カ月(3.3 - 5.3)だった(ハザード比0.67、95%CI, 0.49 - 0.92;P=0.012)。ナノリポソーム型イリノテカン単剤の全生存期間中央値は4.9カ月で、フルオロウラシル+フォリン酸群と有意な差は示なかった。...