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抗うつ薬と認知行動療法の功罪に差なし

2015年12月28日  British Medical Journal

大うつ病性障害の治療における第2世代抗うつ薬と認知行動療法の功罪を、無作為化比較試験11件のシステマティックレビューとメタ解析で検証。抗うつ薬と認知行動療法の奏効率(リスク比0.91、95% CI, 0.77 - 1.07)、寛解率(0.98、0.73 - 1.32)、およびハミルトンうつ病評価尺度の変化(重み付け平均差-0.38、-2.87 - 2.10)に有意差はなかった。試験中止率(0.90、0.49 - 1.65)と有効性の欠如による中止率(0.40、0.05 - 2.91)にも差はなかった。...