側副換気ない肺気腫へのEBVで肺機能改善

側副換気がない重症肺気腫患者68例を対象に、気管支鏡下気管支内バルブ治療（EBV）の有効性を無作為化試験で検証。ITT解析の結果、EBV群では標準治療継続群に比べ、ベースラインから6カ月時の1秒間努力呼気量（FEV1）が140mL（95％ CI, 55 - 225）増加、努力性肺活量（FVC）が347mL（95％ CI, 107 - 588）増加、6分間歩行距離が74m（95％ CI, 47 - 100）延長し（全てP＜0.01）、有意な改善が示された。...