NSCLCへのpembrolizumab、全生存延長

治療歴のあるPD-L1陽性の進行性非小細胞肺癌（NSCLC）患者1034例を対象に、pembrolizumabの効果を無作為化比較試験で評価。全生存期間中央値は、pembrolizumab 2 mg/kg投与群で10.4カ月、pembrolizumab 10 mg/kg投与群で12.7カ月、ドセタキセル投与群8.5カ月で、ドセタキセルより有意な生存期間延長が得られた(2 mg/kg群のドセタキセル群に対する死亡ハザード：0.71, 95% CI, 0.58 – 0.88；P＝0.0008、10 mg/kg群：0.61, 0.49 – 0.75；P＜0.0001)。...