PAHの新規経口薬、P3で効果確認
2016年1月18日
New England Journal of Medicine
肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者1156例を対象に、経口IPプロスタサイクリン受容体選択的作動薬elexipagの効果を第3相無作為化二重盲検試験で検証(GRIPHON試験)。主要複合評価項目(全死因死亡またはPAH関連合併症)発生率はプラセボ群41.6%、selexipag群27.0%で、selexipag群で有意に低かった(ハザード比0.60;99% CI, 0.46 - 0.78;P<0.001)。期間中にプラセボ群の7.1%、selexipag群の14.3%が副作用のため初期に設定されたレジメンを中止していた。...
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