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胎児アルコール障害、9割に併存疾患

2016年1月22日  Lancet

胎児性アルコールスペクトラム障害(FASD)患者の併存疾患を報告した研究127件のデータを基に、併存疾患有病率をシステマティックレビューとメタ解析で検討。428の併存疾患のうち最も一般的だったのは先天性奇形、変形、染色体異常、精神・行動障害だった。33研究で胎児性アルコール症候群(FAS)が認められた1728人のなかで有病率が5-9割と高かったのは末梢神経系や特殊感覚器の機能異常、行為障害、言語障害、慢性漿液性中耳炎だった。...