CVDへの早期侵襲治療、80歳超でも優位

80歳以上の非ST上昇型心筋梗塞または不安定狭心症患者457例を対象に、冠動脈インターベンション術や冠動脈バイパス術を含む早期侵襲的治療の効果を無作為化比較試験で検証（After Eighty試験）。中央値1.53年の追跡で、主要複合評価項目（心筋梗塞、緊急血行再建術の必要性、脳卒中、全死亡）発生率は侵襲的治療群で40.6％と、適正な薬物治療のみを行う保存的治療群の61.4％より有意に低かった（ハザード比0.53 [95% CI, 0.41 - 0.69]、P＝0.0001）。...