エボラ熱、回復期血漿で改善せず

エボラ出血熱確定患者84人を対象に、回復期血漿の輸血（200-250mLを2回）の治療効果を非無作為化比較試験で検証。診断後3-16日の死亡率は回復期血漿輸血群31％、対照群（418人）38％だったが、年齢とベースライン時のポリメラーゼ連鎖反応法サイクル閾値で調整すると死亡率の差は縮小した（調整後リスク差－3パーセントポイント）。...