腎移植へのbelataceptで死亡リスク4割減

腎移植患者660例を対象に、belataceptを基本とした免疫抑制療法の長期転帰を第3相試験で検証（BENEFIT試験）。7年間追跡できた447例について解析した結果、belatacept群ではシクロスポリン群に比べ、死亡または移植片喪失リスクが43％低下した（高強度レジメン群のHR 0.57，95% CI, 0.35 - 0.95，P＝0.02；低強度レジメン群のHR 0.57，95% CI, 0.35 - 0.94，P＝0.02）。7年間の平均推定糸球体濾過量は両belatacept群で増加したが、シクロスポリン群では低下した。...