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高齢者の転倒損傷、運動介入で減らず

2016年2月23日  British Medical Journal

身体に機能的制約があり座りがちな生活になっている高齢者1635例を対象に、有酸素運動や筋トレを含めた体系的身体活動プログラムによる重症転倒損傷予防効果を多施設共同単盲検無作為化試験で検討(LIFE試験)。中央値2.6年の追跡の結果、重症転倒損傷は身体活動群の9.2%に発生しており、健康教育プログラムのみを行った対照群の10.3%に比べ有意な減少はみられなかった(ハザード比0.90、95% CI 0.66 - 1.23; P=0.52)。...