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頸動脈狭窄症へのCASと剥離、10年で差なし(2016/4/25 訂正)

2016年3月10日  New England Journal of Medicine

頸動脈狭窄症患者2502例を対象に、ステント留置術と頸動脈内膜剥離術を比較したCREST試験の延長追跡調査を実施。10年追跡の結果、主要複合評価項目(周術期の脳卒中、心筋梗塞、死亡または周術期以降の同側脳卒中)発生率はステント群11.8%、内膜剥離群9.9%で差はなかった(ハザード比1.10; 95% CI, 0.83 - 1.44)。周術期以降の同側脳卒中発生率は6.9%、5.6%で、やはり有意差はなかった(同0.99; 95% CI, 0.64 - 1.52)。 【訂正】2016/4/25、タイトルを修正しました。元のタイトルは論文に倣い「CASへのステントと剥離、10年で差なし」としていましたが、誤解を招きかねないため、「頸動脈狭窄症へのCASと剥離、10年で差なし」と修正しました。...