解剖学的外部構造正常のドライアイ患者138例を対象に、眼瞼弛緩とドライアイ症状の関連を検証。眼瞼弛緩有病率は71%だった。眼瞼弛緩あり群では弛緩なし群に比べ、異物感発生率の増加(63% vs. 45%)、涙液層破壊時間の短縮(8.6±3秒vs. 10.3±4秒)などのドライアイ症状および兆候が有意に多かった。角膜染色スコアの増加やシルマースコアの低下、マイボーム腺消失の増加、眼瞼血管分布の増加、マイバム質異常も有意に多かった。...
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