ICUでARDSは見逃されやすい
2016年3月18日
Journal of the American Medical Association
50カ国459カ所のICUにおいて急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の発生率と転帰を前向きコホート研究で調査(LUNG SAFE研究)。参加ICU入院患者2万9144人のうち、3022人(10.4%)がARDSの基準を満たした。このうち2377人が48時間以内にARDSを発症し、侵襲的人工呼吸管理を受けていた。ARDSの認識率は、軽症の51.3%から重症の78.5%まで幅があった。院内死亡率は軽症34.9%、中等症40.3%、重症46.1%だった。...
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