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心疾患3大因子の減少が死亡率に影響

2016年3月30日  British Medical Journal

1972-2012年にフィンランドのFINRISK試験に参加した勤労世代(30-59歳)の男女3万4525人を対象に、心血管疾患の3大リスク因子(喫煙、血清コレステロール、収縮期血圧)による冠動脈疾患死亡率低下への寄与を観察研究で検討。リスク因子は2007-12年の間にコレステロール値がわずかに上昇した以外は減少していた。40年の研究期間中、最初の10年は3大リスク因子の軽減が死亡率低下のほぼ全てに、最後の10年は約3分の2に寄与していた。...