皮膚膿瘍の排膿、ST合剤で治癒率改善
2016年4月4日
New England Journal of Medicine
救急治療室で単純性皮膚膿瘍の切開排膿を受けた患者を対象に、トリメトプリム・スルファメトキサゾール(ST合剤)7日間投与の効果を無作為化試験で検証。患者の45.3%がMRSA陽性だった。修正ITT集団(1247人)における投与7-14日後の臨床的治癒率は、ST合剤群80.5%、プラセボ群73.6%(差6.9パーセントポイント、95% CI 2.1 - 11.7、P=0.005)、per-protocol 集団ではそれぞれ92.9%、85.7%(差7.2パーセントポイント、95% CI 3.2 - 11.2、P<0.001)だった。...
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