再発リスクの高い限局性腎細胞癌の全摘患者1943例を対象に、術後補助療法としての血管新生阻害薬スニチニブとソラフェニブの延命効果をECOG-ACRIN癌研究グループの無作為化プラセボ対照第3相試験で検討(E2805試験)。毒性による中止率は順に44%、45%と高く、投与量が減量されたのち、盲検での追跡が中止された。主要評価項目の無病生存期間中央値は順に5.8年(ハザード比1.02、P=0.8038)、6.1年(同0.97, P=0.7184)で、有意な便益は見られなかった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。