甲状腺全摘術を受けた患者1万6954人のデータから、合併症リスクが最小となる外科医1人当たり年間手術施行数の閾値を検討。外科医1人あたり施行数中央値は年7件で、51%の外科医が年1件のみ施行していた。多変量解析では、施行数26件/年までは手術件数の増加に伴って合併症リスクが下がる一方(P<0.01)。施行数が少ない外科医の手術は合併症リスクが高く(オッズ比1.51、P=0.002)、入院期間が延長することが分かった(+12%、P=0.006)。...
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