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超高齢者の聴覚機能、非対称性は一般的

2016年4月22日  専門誌ピックアップ

95歳超の聴力検査受診者51人の記録を基に、超高齢者の聴覚機能をレビュー。全員の聴力が正常範囲外だった。聴力が低い方の耳の純音聴力レベル平均(PTA)は高音域67.9dB、低音域82.1dB、全体74.9dBだった。平均単語認識スコア(WRS)は57.6%で、PTAの上昇に伴い悪化した(P=0.0002)。聴力レベルの非対称性は対象の39.2%に、WRSの左右の非対称性は同33.0%にみられたが、超高齢者には一般的であり、後迷路性の病態を示すものではないと示唆された。...