アスピリン服用10年で大腸癌減少を示唆
2016年4月28日
Annals of Internal Medicine
40歳以上を対象に心血管疾患予防のためのアスピリン投与効果を比較した20試験のデータを基に、アスピリンの癌発症率および死亡率への影響をシステマティックレビューで検討。心血管疾患一次予防試験では、癌死亡率と癌発症率に群間差はなかった。一次・二次予防試験では、アスピリン服用群で大腸癌の20年死亡率が低下した(同0.67、0.52 - 0.86)。CRCの発症率低下はアスピリン服用開始10-19年後から認められた(同0.60、0.47 - 0.76)。...
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