バレット食道の新生物除去治療を要する患者11例を対象に、限局的な内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)に内視鏡的粘膜切除術(EMR)を併用する効果を検討。粘膜病変を有する8例のうち、3例は粘膜下浸潤癌のため外科的手術に紹介となった。5例は断端に異形成を残すことなくESDで一括切除された。T1a癌であった2例はESD後の断端に軽度異形成を残し、EMRで全て除去された。ESDおよびEMR後も断端に高度異形成を認めたT1a癌の1例には再度の内視鏡手術が必要だった。...
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