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TIA後の脳卒中1年リスクが低下傾向に

2016年5月18日  New England Journal of Medicine

2009-11年に21カ国61施設で一過性脳虚血発作(TIA)または軽症脳卒中のため治療を受けた患者計4789人を対象に、脳卒中再発リスクを検証。78.4%の患者が初発症状後24時間以内に脳卒中専門医の評価を受けていた。1年後のカプラン・マイヤー推定による複合心血管転帰発生率は6.2%(95% CI, 5.5 - 7.0)、脳卒中発生率は5.1%だった。1997-2007年の先行研究では、脳卒中および急性冠症候群の発生リスクは12-20%と推定されており、リスクが低下していることが示唆された。...