DPP4iの使用で心不全入院増認めず
2016年5月18日
Annals of Internal Medicine
サキサグリプチンおよびシタグリプチンの使用を新規に開始した2型糖尿病患者約38万人を対象に、入院を要する心不全(hHF)リスク上昇の有無を後ろ向きコホート研究で検証。サキサグリプチンのリスク層別化後hHFハザード比は、対ピオグリタゾン0.63(95% CI, 0.47 - 0.85)、対スルホニル尿素薬0.69(CI, 0.54 - 0.87)、対インスリン0.61(CI, 0.50 - 0.73)と上昇していなかった。シタグリプチンでもそれぞれ0.74(CI, 0.64 - 0.85)、0.86(CI, 0.77 - 0.95)、0.71(CI, 0.64 - 0.78)と同じ傾向だった。...
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