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外来抗菌薬処方の3割「不適切」

2016年5月23日  Journal of the American Medical Association

2010-11年の全米外来医療調査および全米病院外来医療調査を基に、経口抗菌薬の不適切な処方の割合を検証。サンプリングした外来診療データ18万4032件の12.6%で抗菌薬が処方されていた。抗菌薬の処方が最も多かった単一診断は副鼻腔炎(人口1000当たり56処方)であり、化膿性中耳炎、咽頭炎が続いた。全ての疾患および年齢の年間抗菌薬処方率は1000人口当たり506処方で、うち適切な処方と推定されたのは353処方だけだった。...