CHD疑いのMACE予測能、CMRが優れる
2016年5月25日
Annals of Internal Medicine
冠動脈心疾患(CHD)疑い患者744例を対象に、心血管核磁気共鳴画像法(CMR)と単一光子放射断層撮影(SPECT)の主要有害心血管イベント(MACE)予測能をCE-MARC試験の5年追跡調査で検証。X線血管造影を対照とすると、CMR(ハザード比2.77 [95%CI 1.85-4.16] P < 0.001)およびSPECT(同1.62 [CI 1.11-2.38] P = 0.014)の異常所見はともにMACEの独立した予測因子だった。その他心血管リスク因子や血管造影結果で調整するとCMRのみが有意な予測因子となった。...
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