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「患者中心の輸血医療」安全性示す

2016年5月30日  Annals of Surgery

ドイツの4大学病院で外科入院患者12万9719例を対象に、患者中心の輸血医療(PBM)導入の安全性を前向きコホート研究で検証。主要評価項目(脳卒中、全死因死亡など)の発生率はPBM導入前コホート6.53%、PBM導入コホート6.34%で、PBM導入コホートの非劣性が示された(P<0.001)。PBM導入コホートでは急性腎不全発生率が低下し (2.39% vs 1.67%)、患者あたり輸血赤血球の平均単位数も1.21±0.05から1.00±0.05へ減少した。...