CBT切除術の脳神経障害発生は5％　

1997-2014年に実施された単一施設、単一執刀医による頸動脈小体腫瘍（CBT）手術96例（腫瘍101個）のデータを基に、治療成績を後ろ向きに検討。数例で内頸静脈（2.9％）、外頸静脈（8.9％）、および内頸動脈（13.8％）を犠牲にした手術が行われていた。内頸動脈を犠牲にした例では、血管手術時に同時に再建を施行していた。脳血管イベントを伴わない永続的な脳神経障害発生は4.9％だった。...