マラリアワクチン、接種5年でマイナス効果
2016年7月15日
New England Journal of Medicine
アフリカで生後5-17カ月の乳児447例をRTS,S/AS01マラリアワクチンまたは対照ワクチンの3回接種に無作為に割り付け、7年の追跡調査を実施。ワクチン有効率はITT解析で4.4%(95% CI, -17.0 - 21.9;P=0.66)、PP解析で7.0%(95% CI, -14.5 - 24.6;P=0.52)だった。初期に得られるワクチンの効果は経時的に減弱し、マラリア原虫への曝露が平均より高い地域の小児では5年目に有効率がマイナスに転じた。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。