早産児の予後改善4処置、全実施6割

欧州11カ国19地域が参加の周産期集中治療に関する前向き観察研究（EPICE）から、早産児7336人を対象に予後改善のエビデンスが高い処置（適切な新生児管理ができる産科での分娩、出生前の副腎皮質ステロイド投与、低体温予防、早期のサーファクタントまたは経鼻持続気道陽圧療法）の効果を検討。全ての処置を受けた早産児は58.3％にとどまった。これらの処置は院内死亡率低下（リスク比0.72、95％ CI, 0.60 - 0.87）、院内死亡/重病罹患発生率低下（同0.82、95％ CI, 0.73 - 0.92）と関連していた。...