甲状腺癌後のPETで生存改善せず
2016年8月4日
British Medical Journal
米国で1998-2011年に分化型甲状腺癌と診断された患者2万8220人を対象に、一次治療後の画像検査使用による再発治療および死亡への影響を後ろ向きコホート研究で検証。頸部超音波検査、放射性ヨードスキャン、PETスキャンの利用拡大は手術などの追加治療の実施率上昇と関連した。超音波あるいはPETの利用は疾患特異的生存率に有意な影響を及ぼさなかったが、放射性ヨードスキャンは生存率の改善と関連した(ハザード比0.70、95%CI 0.60 - 0.82)。...
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