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炎症性指標が頸動脈術後認知障害を予測

2016年8月15日  Annals of Surgery

血行再建術(ステント留置術または内膜剥離術)を受けた頸動脈閉塞症患者98例を対象に、術後1カ月および6カ月時の認知機能障害の予測因子を前向き研究で同定。ステント留置と80歳超の高齢は長期にわたる認知機能障害と関連していた(オッズ比、順に6.49、P=0.020、12.6、P=0.023)。手技および年齢を調整した多変量解析の結果、IL-12p40は術後1カ月の認知機能障害リスク上昇と有意に関連し、術後6カ月ではSDF1-αと腫瘍壊死因子(TNF)αが認知機能障害の独立した予測因子になっていた。...