米国の医療費請求データベースから抽出した感音難聴5989例および非難聴5万9890例におけるコホート内症例対照研究で、マクロライド系抗菌薬と感音難聴の関連を検討。マクロライド系薬1回処方の率比は1.36(95% CI, 1.24 - 1.49)、複数回処方の率比は1.66(95% CI, 1.42 - 1.94)だったが、アモキシシリンおよびフルオロキノロン系抗菌薬でも複数回処方の率比は同様であり、マクロライド系薬で感音難聴リスクが高いとは言えなかった。...
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