転倒高リスクの60–90歳302例を対象に、トレッドミルトレーニング+実体験のようには感じない仮想現実(non-immersive virtual reality [VR])システム介入の効果を無作為化比較試験で検討(V-TIME試験)。VRは、動作捕捉カメラとコンピュータシミュレーションを組み合わせ、高齢者の転落防止を目的にしたプログラムを大スクリーンに投影した。トレーニング終了後6カ月時点での転倒発生率はトレーニング+VR群でトレーニング単独群と比較して有意に低かった(転倒発生率比0.58、95% CI, 0.36 – 0.96、P=0.033)。...
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