PCSK9i、FHやASCVDで費用効果認めず
2016年9月1日
Journal of the American Medical Association
ヘテロ接合体性家族性高コレステロール血症(FH)あるいはアテローム動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)へのスタチン併用PCSK9阻害薬投与の費用対効果を、米国成人シミュレーションモデルで検証。2015年の価格モデルでは、ヘテロ接合性FHまたはASCVDで適応ある全患者へのPCSK9阻害薬の使用は5年間で290億ドルの心血管治療費を減少させるが、米国医療費は $5920億ドル増大すると推計され、一般に許容可能な増分費用対効果閾値に合致しないと推定された。...
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