ステント留置術を受けた高齢の急性冠症候群患者877例を対象に、血小板機能モニタリングに応じて調節した抗血小板療法と通常の抗血小板療法の効果を無作為化優越性試験で比較(ANTARCTIC試験)。追跡12カ月で、心血管死、心筋梗塞、脳卒中などの複合主要評価項目の発生率はモニタリング群28%、通常治療群28%で同等だった(ハザード比1.003、95% CI, 0.78 - 1.29;P=0.98)。出血性イベントの発生も両群で変わらなかった。...
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