癌診断2週間前後は外傷に要注意
2016年9月16日
British Medical Journal
スウェーデン患者登録から1991-2009年に癌と診断された患者72万901人における、入院を要する医原性および非医原性外傷リスクを調査。診断期(癌診断前後各16週間)の受傷発生率比は癌診断前(診断1年前の32週間)に比べ、医原性外傷で7.0(95%CI, 6.6 - 7.4)、非医原性外傷で1.9(1.8 - 2.0)と有意に上昇していた。医原性外傷のリスクは癌診断2週間前から上昇し始め、診断後2週間がピークだった(同48.6、37.3 - 63.5)。医原性および非医原性外傷は全がん種で増加したが、非メラノーマ皮膚癌でのリスク上昇が最も低かった。...
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