小児癌生存者、60歳以上の死因は循環器

英国で小児癌診断後5年以上の生存者3万4489人を対象に、長期的な原因別死亡率を人口ベースコホート研究で調査。全体で4475人が死亡しており、一般人口の9.1倍高い死亡率だった。全超過死亡率は、1970年以前の治療群に比べ、1990-2006年の治療群で30％低下した。再発/増悪による超過死亡は30％、非腫瘍性原因による超過死亡は60％低下した。60歳以上の超過死亡の原因は循環器疾患が原発腫瘍を上回り、治療戦略上の課題が示唆された。...