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LABA、フルチカゾン併用のリスクに差なし

2016年9月21日  New England Journal of Medicine

前年に増悪歴のある喘息小児6208例を対象に、フルチカゾンプロピオン酸エステル+サルメテロール配合剤の安全性を検証(VESTRI試験)。配合剤群で27例、フルチカゾン単独群で21例の重篤な喘息関連イベント(死亡、気管内挿管、入院)が発生していた。発生ハザード比は1.28(95% CI, 0.73 - 2.27)で、配合剤のイベント発生リスクはフルチカゾン単剤と差がなかった(95%信頼区間上限値の非劣性マージン2.675)。...