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胸部外科医不足の懸念が深刻に

2016年10月3日  専門誌ピックアップ

米国胸部外科学会(STS)が会員アンケートの結果を公表(2014 Workforce Report、対象4343人)。現役胸部外科医の年齢中央値は54歳で、卒後研修期間は平均8.7年、教育費の累積負債額は平均6万2815ドルだった。全体としてキャリアに満足しているとの回答は43.5% だった。過去5年間の医療過誤損害保険料は平均5万4000ドルを超えた。調査に回答した医師の引退予定年齢は66-70歳で、研修医減少と労働年数の短縮により、米国では今後、深刻な胸部外科医不足が生じる懸念が示された。...