腹圧性尿失禁に対するテンションフリー膣テープ術を受けた女性124例を対象に、術後10年時の治癒率を検証。咳テストによる客観的評価のほか、KHQ(過活動膀胱評価)、IOQ(失禁評価)、FSFI(女性性機能評価)による主観的評価を行った。10年後に生存していた112例のうち、55例が客観的評価を、71例が主観的評価を受けた。客観的治癒(咳テスト陰性)率は69%、主観的治癒率は64%だった。臨床評価で3例に軽微で無症状の膣テープ突出が認められた。...
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