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BPHへの5ARI、勃起不全リスク不変

2016年10月11日  British Medical Journal

良性前立腺肥大症(BPH)に対する5-α還元酵素阻害薬(5-ARI)投与の勃起不全リスクを人口コホート内症例対照研究で評価。対象は5-ARIおよび/またはα遮断薬の投与を受けているBPH7万1849例と脱毛症男性1万2346例とした。5-ARIによる有意なリスク上昇は、BPH群(オッズ比0.94、95% CI, 0.85 - 1.03)でも脱毛症群(同0.95、0.64 - 1.41)でも見られなかった。勃起不全リスクは薬剤曝露に関わらず、BPHの罹病期間に応じて上昇した。...