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小児下痢の原因診断が分子検査で改善

2016年10月14日  Lancet

2万人以上の小児を登録した腸に関する世界的多施設研究「GEMS」から、5歳未満の中等-重度下痢患児の便検体と対照の便検体(各5304検体)を対象に、定量的な分子診断法を用いて下痢の原因を再評価。分子診断法によって、人口レベルおよび症例レベルで下痢の原因評価が改善された。6種類の病原体(赤痢菌、ロタウイルス、アデノウイルス40/41型、耐熱性毒素産生の毒素原性大腸菌、クリプトスポリジウム、カンピロバクター属菌)が下痢の疾病負担を高めていることが示された。...